「皆ひかる」事業活動を通じた
社会への貢献

⑤ 製品の品質と安全性の確保​

品質向上と製品安全の確保

皆ひかる

8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任 つかう責任

品質向上と製品安全の確保に向けた
活動を実践

MTGでは、開発品質及び製品安全を確保するために、開発、品質保証含め関係部署で、過去ノウハウやリスク評価の結果を反映し、企画構想、量産設計、設計検証、製造準備、量産の各ステップごとにデザインレビュー、評価検証を実施しております。製造品質を確保するために、製造パートナーの現場巡回を行い、課題の抽出及び品質管理レベルの底上げを実施、また、是正・再発防止のために、不良・クレーム情報を収集分析し、真因の特定及び再発防止を徹底して行っております。最後に、お問い合わせやアンケートより頂いたお客様の声を、開発部門及び開発製造パートナーへフィードバックすることで、市場の声を商品に反映しております。上記施策を通して、商品の品質の向上及び安全性の確保に努めてまいります。

⑥ 人権の尊重 / 責任ある調達
の推進

人権配慮資源の使用

皆ひかる

責任ある調達の推進

何もかもひかる

1 貧困をなくそう
8 働きがいも経済成長も
10 人や国の不平等をなくそう
12 つくる責任 つかう責任

RSPOの活動支援、人権配慮資源の使用及び責任ある調達を推進

化粧品などの原料として大切な役割を果たす「界面活性剤」という成分は、アブラヤシからとれるパーム油から作られます。それに伴い、アブラヤシ農場の開発に伴う熱帯雨林の伐採や人権問題が課題となっており、持続可能な責任ある調達、人権への配慮が求められています。その中で貴重な熱帯雨林の破壊がこれ以上進まないようにつくられたのが、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議:Roundtable on Sustainable Palm Oil)と呼ばれる国際組織です。当社グループでの現状(2024年9月期)のパーム油使用量の概算は約76tとなっております。今後、RSPOのSupply Chain Associate Member(準会員クラス:年間使用量が500トン以下)及びGreen Palm会員への登録を行い、当社使用相当分についてブックアンドクレーム方式※での認証油調達を進めてまいります。上記活動を通して、2027年RSPOパーム油の使用割合を、現状の0%から40%へ引き上げることで、人権配慮資源の使用、責任ある調達を推進してまいります。

※ ブックアンドクレーム方式:RSPOにより認証された生産者が生産した認証油に、認証クレジット(証券)を発行。その認証クレ ジットを購入することで、認証パーム油の生産者を支援する仕組み。

⑦ 健康で豊かな生活の実現

地域・社会への健康向上支援

皆ひかる

3 すべての人に健康と福祉を
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう

大学・企業・自治体と協力、地域社会の健康向上を支援

愛知県豊田市と介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」に、中部電力株式会社を代表とする事業者グループの一員として参画し、豊田市の高齢者を対象に、EMSで歩くときに使う足の筋肉をトレーニングする「SIXPAD Foot Fit Lite(シックスパッド フットフィットライト)」と、座りながら全身運動ができる「すわトレ」DVDを、1年間無償で提供し、2か月に1回測定会を実施し、参加者の各種体力状態や健康状態を測定いたしました。
人々の健康・美容の増進、QOL(生活の質)の向上を目的とする機械器具として認定されております。(一部商品)
上記取り組みを経て、今後は自治体のみでなく、大学や企業とも協力し、地域・社会への健康向上支援を​実施していく予定です。
将来的に「健康増進イベント数」や当該イベントへの「参加人数」を増やし、参加者の「筋肉量の増加」に努めてまいります。

⑧ 地域社会の活性化と
伝統文化の保護・継承

寄付活動の実施

皆ひかる

1 貧困をなくそう
3 すべての人に健康と福祉を
11 住み続けられるまちづくりを

世界中の人々がよりVITALな社会生活を営むことへの支援へ寄与

活動事例としましては、
2024年8月 高機能除菌水生成器 「e-3X」を愛知県あま市、あま市社会福祉協議会、 石川県珠洲市 社会福祉協議会へ寄付
2023年9月 高機能除菌水生成器 「e-3X」を子ども食堂へ寄贈
を実施しております。
今後も、被災地、地域を中心とした社会福祉施設など寄付先の方々のニーズに応じた自社製品の寄付活動を通じて、事業ビジョン“VITAL LIFE” ~世界中の人々の健康で美しく生き生きとした人生の実現~を支える、支援を続けてまいります。

伝統工芸技術の活用

皆ひかる

9 産業と技術革新の基盤をつくろう
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう

「ブランド×伝統技術」の
コラボレーションの推進

日本が誇る素晴らしい伝統技術と伝統産業を活用した商品のデザインや素材を取り入れ、国内外に向けて発信していきます。伝統工芸技術の価値を紡ぎ続け、ブランドとの融合による新たな顧客層の開拓にもつなげています。伝統技術とブランドのコラボレーションとして、京都の伝統産業を代表とする【漆塗り】の技術を取り入れた「ReFa HEART KYOYO」を商品化しました。本商品は、京都市ふるさと納税返礼品に採用され、自社オンラインショップなどで販売されています。また、地方独立行政法人京都市産業技術研究所の協力を得て、漆塗りの取り組み先パートナーとのマッチングが実現しました。​
また、100%天然猪毛ブラシ「ReFa BRISTLE OAK」では、ブラシのスタンドに真鍮を採用し、富山県高岡市の伝統工芸技術の一つでもある高岡銅器の【鋳造技術】を用いて製作しました。そしてブラシのハンドルは天然木を用い、木の特性を生かした切削や貼り合わせなどの【木工技術】で加工製造された商品を開発しました。本商品も自社オンラインショップや免税店などで販売しています。
日本の伝統工芸である【漆塗り】【鋳物】【木工】【螺鈿細工】などといった職人技術とコラボレーションし、日本独自の”美”の価値を発信しています。「伝統の技巧が暮らしに溶け込むという贅沢」を感じていただける商品開発を、今後も進めてまいります。

五島の椿事業による地域活性化

皆ひかる

8 働きがいも経済成長も
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう

五島の地域資源である椿を活用した
産業を育成

グループ会社「五島の椿株式会社」においては、長崎県五島列島に古来、自生する五島椿を活用した事業展開を行っています。花や種といった、年に一度の収穫時期に限られたものだけでなく、葉、枝、果皮、そして椿の花から取り出した「椿酵母」を使用した製品開発を行っています。また、五島列島の歴史、文化に至るまで、あらゆる側面から調査・研究を実施し、知られざる力を発見することで、新たな事業創発を目指しています。過疎化と高齢化が進む五島列島において、五島の椿の価値を高め、広く知っていただき、椿を生かした産業育成に取り組むことで、五島市での雇用を増やし、列島全体の活性化を継続的に支援していきます。五島の椿事業による地域活性化をロールモデルとして、今後日本の様々な地方産業の可能性を切り拓いてまいります。