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2021/02
リリースグループ会社
五島の椿株式会社
五島列島に自生する椿から免疫力を向上させる
植物由来乳酸菌「椿花乳酸菌GCL-1、GCL-2」を発見
株式会社MTG（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：松下剛）は、本日2月8日（月）"つばきの日"に五島の椿プロジェクト認定パートナーの五島の椿株式会社（本社：長崎県五島市、代表取締役社長：谷川富隆）より、五島列島のヤブツバキの花から、免疫力向上（免疫賦活活性）の機能をもつ植物由来乳酸菌「椿花乳酸菌」の発見、分離に成功しましたことをお知らせいたします。
試験の詳細はこちら（五島の椿株式会社より）／ https://gotonotsubaki.co.jp/pdf/nyusankin-210208.pdf
五島の椿株式会社により、すでに発見されている椿酵母の更なるチカラを探究するため、微生物研究で日本を代表する老舗バイオ企業、株式会社秋田今野商店様の協力を得て、椿酵母の研究を進めてまいりました。
厳しい寒さの中、花を咲かせる椿は、外気温より5℃高い熱を帯びており、酵母だけでなく、その他の菌類の力も作用しているのではないかという仮説をもとに、五島の椿の花弁の細部まで調査した結果、「椿花乳酸菌GCL-1、GCL-2」の発見に至りました。また、免疫賦活活性測定を実施したところ、椿より分離された乳酸菌（Leuconostoc mesenteroides）において、免疫を高める機能があることも判明いたしました。

椿の花 サーモグラフィ
※自社測定 2018年11月 椿の花（子房・雄しべの根元あたり）の温度は周囲より高い 測定機器：赤外線サーモグラフィカメラ インフレック ガングリップタイプ G100EX Avio
一般的に、植物由来乳酸菌が生育する食物は、動物由来乳酸菌が生育する食物に比べて栄養が少なく、逆に塩分やタンニン系化合物など、成長を妨げる成分が多く含まれています。しかし、植物由来乳酸菌は、そのような厳しい環境下においても生育するほど、生命力が高く、胃酸や胆汁などの消化液の弊害があっても生き抜き、腸まで届く可能性が高いと考えられています。

今後も、体の外からだけでなく、椿花乳酸菌で発酵させた食品や、サプリメントなど、内側からも椿を取り入れることで、健康で美しく、生き生きとした人生を実現できるよう、引き続き、長崎大学、長崎県立大学、長崎県工業技術センターなど、地元の大学、研究機関と連携し、研究開発に取り組んでまいります。
■ 五島の椿株式会社
五島の椿株式会社は、「椿を再発見し、そのすべてを活かす。」をコンセプトに、椿の花や種といった、年に一度の収穫時期に限られたものだけでなく、葉、枝、果皮、あらゆる側面から調査研究を行い、まだ知られざる椿の力を発見することで、新たな事業創発を目指しています。五島の椿の価値を高め、日本にとどまらず世界に広く発信することで、ＵＩターン者の誘致、雇用を増やし、列島全体の活性化と永続的な支援を目指します。

五島の椿株式会社：www.gotonotsubaki.co.jp
■ 五島の椿プロジェクトとは
「五島の椿プロジェクト」は長崎県を中心とする産学官民の力を集結し、五島列島に自生する椿を核に、商品開発から消費までを循環させることで、持続可能な産業と雇用を創出し、新たな地域活性のモデルケースを目指すプロジェクトです。
長崎大学などの研究により成分の優位性が証明された五島列島産の椿を原料に、様々な新商品の開発が行われています。
その販売・消費により椿が広く有効的に使われ、継続的な産業と雇用を生み出すことを目的に、長崎県や五島市を中心とする地元の方々にご協力いただき、本プロジェクトを推進して参ります。

五島の椿プロジェクトサイト：https://gotonotsubaki-pj.or.jp/
【本件へのお問い合わせ】
www.mtg.gr.jp/feedback/

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